お絵かきしようね

ぺぺは、人のことを滅多に悪く言って公言する男ではないのだが、今回は、あえて、きっちりと悪く言う。

先週の金曜日の日の、ぺぺんとこが飼っているシェルティーの女の子の
ワンコのピー

夜の時間になって、いきなりこんな状態になっているわけで。




足に包帯を。そしてパラボラ・ピーになっているワケである。

ことのいきさつの現場にいて、興奮してしまっているカミさんの喋りをしっかり聞いた。

何があったん？
いつものように、ピーにリードつけて夕方の散歩に行った。
その結果
こうなっている

ぺぺから、ほんの近くに振甫（しんぽ）郵便局があるのだが、いつもように、お散歩コースでそこを通っただけ。

郵便局から南に１０ｍぐらいの距離に、大型犬のシェパードを飼っている家があって、事件はここで起こってしまった。




足には、包帯ぐるぐる、動物病院から帰って来たばかりのピーである。

６０歳過ぎに見える夫婦が住んでいる家なんだけど、ピーとシェパードは吠え仲間だもんだから、シェパードの吠え方が異常だもんで、ぺぺは、この道は回避していた。

ぺぺのカミさんは、シェパードの、はなちゃんにもフレンドリーだもんで、この道を通る。そこで事件が起こった。

ちょうど、散歩に出かけようとしていた、その家のオヤジが
リードを離して
しまったのである

当然、大型犬のシェパードは、中型犬のシェルティーのピーに襲いかかり、降伏の姿勢を見せているにもかかわらず、ガブガブと噛んでいる。

ピーは、何針も縫う重傷ねえ。ぺぺは仕事しているからカミさんが車に乗せて動物病院に直行。そして縫う前の、足がざっくりと割れた写真も撮ってもらい帰って来た。

当然、カミさんは、飼い主に対して、その時のオヤジの応対にカチンと来たもんで、ひとりでどなり込みに行く。

ワンコ同士なんだから、こうなるのが解っているのに
リードを離した
あんたよぉ～！
何やって
くれたんだ？

ここまでは、別にフツーの流れだと思うのだが。

その金曜日の夜、電気はついているし、車もあるもんだからぺぺも行って、ピンポンしても居留守使って無視だった。




そして、次の日の土曜日朝のピー。

抜糸するまで散歩にも行けないし、この状態がしばらく続くよね。散歩していただけで、かわいそうに！

カミさんのワンコ仲間の近所の奥さんたちも、ああ、あそこのオヤジね！と、変だと言うことが認知されているらしい。

オレまで怒らせるでねえ！

と、土曜日中に、ピンポンやって奴の家の玄関先に出て来たオヤジを捕まえた。

その言いぐさは

オレはなあ、今日、警察まで行って来たんだ！犬はなあ、モノ扱いだから警察では取り扱わんのだわ！
お互いさまだろぉ～
犬と犬
だろうがぁ～！

と、のたまうクソオヤジがぺぺの目の前にあった。

さらに

だいたいよぉ～～！犬を見て吠えるようなおまえんとこの犬って
教育が足らんぞ～！

と。もう、毎回かなりの勢いで吠えまくっているのは、あんたんとこのシェパードなんだけどね。

もう一歩、クソオヤジは身を乗り出してきて、ぺぺの顔の至近距離に来たもんで、あはは、こっちももっと近づいてやって、欧米系外人の喧嘩のようにやったんだね。

クソオヤジ、へらへらと顔が笑っている。足元を見ると、ブルブルと興奮状態で震えている。

だいたいねえ、ラグビー歴も長いし、外国で喧嘩してもちーとも負けないぺぺだもん。ついにそんな顔を至近距離で見せておいたのよねえ。

おい、おま！人がちゃんと話してるのに、なんだぁ～～？この笑い顔はぁ～？おまえよぉ～～、まだ犬だからだけどよぉ～！この時、こどもにやったらどうするつもりなんだぁ～？
おまえ、なに
へらへら笑ってるぅ？

と、相手は常識が通じる相手ではないことが解ったさあ。

おまえとは話にならんで、お～～い！奥さん出て来てくれぇ～～！と、近所中に聞こえる声で叫んでおいてあげたら、奥さんが出て来ようとしたんだけど、おまえ、下がっておれっ！と追い返された。

カミさんによると、奥さんは散歩中にも会ったりして喋ったりするけど、別にフツーの人であると。

クソオヤジは、完全に興奮して、つかつかと家のドアを開け戻っていく。だもんでぺぺは、ばったんと閉ざしたドアに向かって
おおいっ！
逃げるのかぁ～！

出てこんかぁ～～！と、近所の人にもストーリーが解るように、大声でことのいきさつを空に向かって叫んであげておいたさぁ。近所だから、また何回も来るからね～～！と。




土曜日のピー。

抜糸があるまで、この状態で散歩にも行けない日々が続く。

ワンコは何も言わない、吠えるしかない。でも、飼い主の責任ってあるもんね。

しっかし、はっきり言って、何度も押しかけることもイヤだし、どうせ、この態度は変わらない変人であるので、このような輩と関わり合いにはなりたくない。でも

完全に、人為的な事件のクソオヤジのせいにも関わらず
リードを離したことの
被害者である

なんとか、このクソジジイに一発蹴りを入れてあげたいのだが、悪かったとも、ちーとも思うことなく、しゃあしゃあと、今日もシェパードをワンワンと吠えさせている。

これが、通学路になっているこどもたちに行きませんように！と願いつつ、何かの方法があるならば、泣き寝入り状態かなあ、どなたか詳しい人がいたら知恵を貸して下さいませ。

幸いなことに、ピーの傷は縫いはしたものの、太い血管とか可動部分の筋肉に大ダメージは与えてなかったので、このように立って歩ける状態になっている。

だけど、日常が破壊され謝りの言葉もなく過ぎて行ってしまうという不条理である。なんとか方法はないものやろうか？と、今日は、珍しい記事にて。